May 06, 2008
審美歯科のポイント!
みなさん、審美歯科という言葉をご存知でしょうか?「しんびしか」と読みます。
審美歯科とは歯科の新しい分野で、機能ばかりでなく見た目の美しさも考慮した治療をしようというものです。よく噛めて、痛くなく、長持ちしているけど、見た目が悪かったら嫌ですよね?
ではその審美歯科のポイントとは何でしょうか?
・見栄えが良い?
・痛くない?
・外れてこない?
もちろんこの3つが大切ですよね。でもこの3つは歯科医師にとってあまり難しいものではありません。
本当に大切なのは下の3つです。
・歯にぴったりしている。(100ミクロン以下の精度が大切)
・細菌がつきづらく、除去しやすい。(プラークコントロールのしやすさ)
・ただ外れてこないだけではなく、装着した時と同じ状態を長期的に保つ。(外れてはこないけど、中身は虫歯でボロボロという場合もあります。)
これらは、歯科医師にとってはとても難しく、患者さんにとっては解りづらいところなのです。
昔の美容歯科では、早く歯の見た目を良くするために、歯を抜いて、歯の神経も取って、歯茎の下まで深く削って被せているのをよく見かけました。ただそれでも、5年くらいは問題がないのですが、そのあと歯茎が下がり黒くなり、歯が割れて抜かなければならなくなってしまいます。
つまり、審美歯科のポイントは、歯を健康で美しくするということなのです。
歯は削ったから駄目になるというものではありません。
見た目がよく、歯とぴったりしていて、細菌が付着しづらく、除去しやすい状態にし、なおかつ、予防歯科で患者さんと歯医者さんが協力してプラークコントロールを行うことで、良い状態が長く保てるのです。
お口の問題点は、虫歯、歯周病、かみ合わせ、見た目の4つの問題点があります。見た目のみを優先した治療はかならず早期に駄目になってしまいます。早い!安い!(高い?)痛くない!だけを気にしていると後で歯を失うことになってしまいます。
ちょっと時間がかかっても、健康で!美しく!ずっと同じ状態で長持ち!の方が良いと思いませんか?
↑歯茎より0.5mm下まで削り、歯茎は傷つけないように、削る面は極力滑らかに、削り過ぎも、削り足りないのいけません。こんな風に歯を削れると、技工士さんも被せ物が作り易く、装着する時にほとんど調整しないですみます。

